データのバックアップはLAN内のNASとGoogleドライブの2重体制で行っていたのですが、気がつけばNASは8年以上も使用していて故障が心配なので、買い換えることにしました。
データが増えてきて今の体制のバックアップ負荷が高くなってきたので、ついでにバックアップ体制を見直すことにしました。
変更前は以下のようにバックアップを取っていました。
ほとんどのデータはGoogleドライブと同期しています。
同期にはInsyncというサードパーティのソフトを使用しています。Google純正のバックアップと同期というソフトもあるのですが、動作が重いのと何かのタイミングで同期されているファイルが認識されず、・・・(1).xxxみたいなファイルが作成されることがあり、Insyncを使用するようになりました。
とはいえ、Insyncでも起動時はファイルチェックにかなりの時間がかかり、どうにかならないものかと思っていました。
NASへは1日の作業終了後にBunbackupを使用してバックアップしていました。ちなみに、NASはバッファローのLS-V2.0TLJという機種です。ディスク1個ですが、途中でUSBでディスクを追加し、ミラーするような設定にしていました。
あと、WSL2でdockerを使って開発などをしていますが、WSL2内のファイルはWSL2でrsyncを使って一旦WindowsのGoogleドライブ同期フォルダにコピーし、さらにそこからNASへバックアップしていました。ファイル数が多いので結構時間がかかるので、これもどうにかしたいと思っていました。
以上のことを踏まえて、変更した構成が以下になります。
まず、データの保存をGoogleドライブメインにして、パソコン版Googleドライブを使ってストリーミングで使用するようにしました。
以前は有料版でしか使えなかったのですが、個人アカウントでもパソコン版Googleドライブ(以前はドライブファイルストリーム)が使えるようになっていたので思い切って移行してみました。しばらく使ってみましたが今のところ特に問題もなく、PCのストレージの節約にもなります。
ただ一部のローカルで持っていたいファイルもありますので、これは以前と同じようにNASへバックアップしています。
NASは今回、QNAPのTS-230を購入しました。2ベイのモデルで、RAID1で構成しました。
安価ながら、Googleドライブなどへの同期機能やスナップショット機能などもあり高機能です。また、ファンも静かです。
パソコン版Googleドライブで使用しているファイルは、GoogleドライブからNASへ同期しています。
また、それ以外のNASへバックアップしているファイルは、NASからGoogleドライブへ同期しています。
あと、WSL2内のdocker関連ファイルですが、今回はtarでアーカイブしたものをNASへ保存するようにしました。これもGoogleドライブへ同期しています。
tarは普通にすると時間がかかっていたのですが、圧縮はpigzを使用することで割と高速になりました。
Googleドライブとの同期は深夜の使用していない時間に、1日1回行っています。
また、スナップショットも早朝に撮っています。Bunbackupでも世代管理機能があり、さかのぼって前のバージョンを取得することもできたのですが、スナップショットのほうがやはり楽ですね。
本当は完全に自動でバックアップできたほうがいいかもですが、1日終わりのバックアップは習慣になっているので、まあいいかなと。
Insyncからパソコン版Googleドライブに変更したことで、PCの負荷がぐっと減った気がします。これが一番良かったかな。
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